今日は皆さんにランチングホイール(ドーリー)の取り付け方について、ご説明したいと思います。
ランチングホイールとは?
ランチングホイールとは、ゴムボートをスロープなどを使用し入水させるときや、一人で移動させるときに便利なタイヤの事です。
この便利なランチングホイールの台座は、ご購入時に標準では装備されておらずご自身でお取り付けいただくか、
当店にご依頼して頂いてのお取り付けとなります。
もちろん、SSセットのようにセット購入した場合には、このランチングホイールキットが一式含まれておりますので、
台座の取付から行う形となります。
取付手順
まずはゴムボートのトランサム側を開いて準備します。
そして、中段付近の左右についている白いキャップを外しておきます。
付属品が入っている箱の中にある、長方形の箱中にランチングホイールの台座が入っています。
緩衝材を開けるとランチングホイールの部品が出てきます。
黒いキャップを回して外すと下記のように台座が外れます。
同梱されているボルトは長さが異なる2種類が入っています。
今回使用するのは短いほうの2本です。
※J-キャット315で説明しております。
JEXやJESシリーズのように分厚いトランサムの場合には、長いほうのボルトを使用します。
また、使用する工具は13mmスパナと6mm六角レンチです。
トランサムの外側から短いほうのボルトを差込み、上記のようにワッシャー2枚・スプリングワッシャー1枚・ナットを取り付けます。
※トランサムの厚みによって、ワッシャーの枚数を調整してください。
この時、最初から本締めせず、仮止め程度にしておいてください。
トランサムに対して、台座が直角になるように合わせます。
このように指金などを使うとわかりやすいです。
無い場合は、三角定規でも良いです。
台座の取り付け位置が決まったら、下穴をあけておきます。
タッピングスクリューを打つ4か所の下穴にシリコンを少量付けておきます。
※シリコンを打たないでおくと、ねじ山に水分が入り込みやすく、ねじ山からトランサムが腐っていきやすいです。
最終的に六角レンチとスパナで増し締めを行い完了です。
台座のシリコンは1日程度放置し、乾いてから使用しましょう。
ジョイクラフトのランチングホイールはワンタッチでつけ外しが可能です。
収納するときは、上記のように取り外した状態で折りたたみましょう。
台座の取付方法は説明書も同梱されておりますので、ご覧になりながらDIYで挑戦して頂くのも良いかと思います。
こちらの説明をお読みになっても、難しそうと感じた方はお気軽に当店にお取り付けのご相談をお願い致します。